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十の間

花

清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき
与謝野晶子

美しくてはかなきもの。
日本人は、花に心をたくし、花で人をもてなし、
花とともに季節を生きてきた。
艶やかに花の影を映す黒塗りの床の間。
床の間は数寄屋造りの中心的空間である。
花の間は、かつて太夫が三弦を爪弾き、
歌を詠んだ、京都島原の格式ある座敷をよみがえらせている。
紅葉をレリーフ状に散らした京壁や、
天井一面に編んだ網代に漂う風情。
艶冶な黒色の陰影あふれる空間。
趣ある小幅とともに、伊香保の山野草をはじめ、
さまざまな時の花の座敷飾りが、
この屋を訪れた人をときめかす。

  • 部屋タイプ:和室
  • 広さ:50~55平米
  • 定員:1~3名
  • 階数:1階
  • 間取り:和室10帖+書院+露天風呂付